北京の思ひで

iruiruiruka2008-03-04



数年前、仕事で1ヶ月北京にいたときのこと。
滞在期間の半分はホテル、半分は寄宿舎だった。


同行の方は「久々の里帰り♪」ということで、ちょっとばかり羽目をはずし……
めちゃくちゃ気を使いましたよ、ええ。


そんなストレスのたまった私を癒してくれたのが
安徽省16歳!(当時)


ホテルの部屋で「请勿打捞(起こさないでね)」のプレートをかけてウダウダしていたら
「你好!服务员!」と猛烈に扉を敲いてきた。


普通は邪魔しないんじゃ……と思ったのですが、しつこいから開けた。
それが「安徽省16歳」。


安徽省は彼の出身地。当時16歳だったので、「安徽省16歳」と呼んでいた。
田舎から出稼ぎにきたんだと。


毎回ドカドカ部屋に入ってくるので、なんか親しみをおぼえ
ちょこちょこ話し相手になってもらっていた。


中国だからとおもって、
「谢谢打扫房间,请吃点儿吧」とチョコをおいておいても手をつけなかったヤツ。
えらいじゃん。


ある日、安徽省16歳が風邪をひいていた。
すごい鼻声で「你好!服务员!」と言って入ってきた。
「風邪大丈夫?」というと
「大丈夫だべ〜。○×☆@……」(方言がきつくてわからんかった)


もう彼も20歳こえてるんだろうな〜。
また北京いってみようかな♪